Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

巨人と柱

双頭の竜は巨人の周りを旋回した
圧倒的に大きな巨人だった
巨人はその力を持て余していたが、善悪の符号のない力に思われた
あろうことか、巨人は天を支える柱へと向かっているようだった
何故柱へと向かっているのかを問うても、巨人は言葉を持たないようだった
あの柱を壊してしまったら、天が地に落ち、この世界は天地開闢前の混沌に戻ってしまう、柱を壊してはならない・・・
双頭の竜が声の限りに叫んでも何も聞こえていないようだった
もう制止が効かないと分かってからメイガスさんが言った
まずいですね、とにかく木の扉からベアくんとラムちゃんの小屋へ避難できる者、避難できる古文書は避難させましょう
私も頷いた
そして双頭の竜は全力で大学へと飛んで向かった
恐ろしい速さが出た