Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

再会

部屋に戻った
さて、どうしよう、あの氷の階段を下るのかと思うと先が思いやられた
でも、ここの学者の一員になったわけではないから、旅の準備が出来たら出て行かねばならないし・・・
私はベッドに寝転がった
レニーとロッテもベッドの上で遊んでいた
ねえ、レニー、冒険は満足した?
うーん、満足?どうかな?僕、柱の話が気になるよ・・・レニーが答えた
でもさあ、どこにあるかも分からないし、あの話に関わるのは危険すぎるよ・・・
うん、竜みたいに強かったら悪い奴を倒せそうだけどね、レニーもうなずいた

そのとき誰かが部屋をノックした
はい、どなたでしょう
私は起き上がってドアを少し開けた
メイガスさんが立っていた
メイガスさん!こんな所へ!?どうやって大学に入ったんですか?
私は驚いた
部屋の中に入ってもよろしいですか?彼女は言った
どうぞ、またお会い出来るなんて・・・私は彼女を招き入れてドアを閉めた

私とメイガスさんはベッドに腰掛けた
そして彼女がここへやってきた顛末を聞いた
まず、常冬の山々と大学の話が出たとき、蜘蛛は寒いところは苦手なので、メイガスさんは古い魔法を調べるためにバオバブプラネタリウムに戻った
調べ物をしている間に私達3人が旅立ってしまった
夜にぬいぐるみの国に戻ってきてそれを知ったので慌てて追いかけてきた
古代語の魔法を思い出したので、それを使ってここへ来ることができた

つまり、寒いところでは蜘蛛は力が発揮できないから、古代語の魔法を使ってここまでやって来て、大学も突破したんですね
あの氷の門を通ってこられたと言うことは、ちゃんと資格試験を通られたんですよね、すごい
私達3人はインチキしたんです
だってね、門の所へ来たら竜と学者がひと悶着起こしていて、竜が門を壊したから運良く忍び込んだんです
でも、正しい方法で入ったわけじゃないから大学の一員じゃなくて遭難寸前の旅人扱いになりました

あら、でもあなたが真っ二つに割った石を見ましたよ?
蜘蛛の毛布は目立たないのですね、門の穴をこっそり通るとき誰にも見つかりませんでしたか?
メイガスさんが言った

ええ、誰にも見つからなかったですよ、竜は目が良いらしいので本当は怖かったのです
でも、中に入ってから学者に呼び止められたので、唯一知っていた魔術で石を割ったんです、そしたら図書館を見ていいよって
そう、それで、こんな古い古代語の古文書を見つけて・・・ほら、これです
私はチンプンカンプンな古文書を彼女に見せた
彼女はそれを手に取るとざっと目を通して何か聞き慣れない言葉で呟いていたが、顔を上げて言った
これはとても特別な古文書ですね、よく見つけられましたね
うーん、何となく気になっただけなんです、気になったから持ってきたけれど、一文字も読めなかったんですよね、私は答えた