Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

四元素と短剣

ではそれを見せていただこうかな?学者は言った
分かりました、私は毛布を脱いでザックを下ろした
レニーとロッテに危ないから近づかないで毛布の上でおとなしくしておくように言い含めた
ザックの中からキムくんの持っていたナイフを取り出した

その毛布は何か特殊なものなのか?学者が尋ねた
これは、大蜘蛛に作って貰ったものです、ぬいぐるみの国に来るまで大きな蜘蛛と旅をしていました
ほほう、蜘蛛はどうしたのかね?
蜘蛛とはぬいぐるみの国で一旦別れて別行動になっています
では、魔術的なことをやってみます、基本中の基本操作だと思いますが、私はこれしか知りませんから

私はナイフを掲げて持ち招喚儀式を始めた
『火よ、我が身を燃やし尽くしたまえ』
『慈雨よ、我が火を消したまえ』
『風よ、我が燃えがらを灰へと砕きたまえ』
『大地よ、我が灰をその肥沃なる大地へ受け入れたまえ』
『四元素よ、我が短剣に力を与えたまえ』
すると二条のらせんの光がナイフの柄から刃先へ向かって舞い上がった
カドケウスの杖のように
そしてまさかとは思ったが、そばにあった大きな石にナイフを振り下ろすとその石を2つに割ることができた
そしてナイフの光は消えた

ふむ、旅人にしては感心だ、避難場所として使ってくれたまえ
図書館も覗いてみると良い
君の部屋を用意しよう、外からの客人の部屋だ
ついて来たまえ