Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

レニーの好奇心

次の朝、私はキムくんと紅茶を飲んでいた
メイガスさんが来て、ちょっと調べ物があるからベアくん達の小屋に戻るけれど、今日中には帰ってくると言って出かけていった
その後レニーとロッテが起きてきて、昨日の話の続きになった
旅に出るならハチミツの瓶が数本あるし、パディントンさんに頼めばマーマレードジャムを幾つか分けてくれるという話だった
キムくんは冒険はレニーにはまだ早いと言ったが、逆にレニーを意固地にしてしまった

レニーはロッテと私を連れてランピという犬のぬいぐるみの家に行った
ランピは雪が積もり始めるところまでなら送ってあげられると言った
ほら、行こうよ、家に帰ってザックを取ってこよう、ロッテがハチミツ瓶の置き場所を知っている、僕はパディントンさんにマーマレードジャムを貰ってくる、レニーは私とロッテに言った
君だって大学に興味があるだろ?レニーは悪戯っぽい表情で言った
あるけど、寒そうだよね・・・私は答えた

結局レニーに誘われるままにザックとハチミツ瓶を取って戻ってきた
レニーもマーマレードジャムを貰ってきた
それらをザックに詰め直し、毛布の半分はザックに括り付けた
もう半分は寒いところを歩くので羽織る用にした
私とレニーとロッテはランピの背に乗せて貰った
するとランピは常冬の山々の方向へ向けて走り出した