Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

祭壇と蛇

私とクマたちはゲストハウスに上がっていった
小人の家なので広いとは言い難かったが、快適なツリーハウスだった
矢毒が完全に抜けたとは言えなかった
まだ気だるく、眠ると嫌な夢を見た、壺の夢だった

暫くするとメイガスさんが入ってきた
ここは良いところですね
頼まれた場所には蜘蛛の巣をかけましたよ
お帰りなさい、疲れたんじゃないでしょうか、ノームたちがご飯を置いていってくれました、どうぞ
私はノームたちの差し入れを彼女にすすめた

私はまた眠った
拝火教徒の祭壇の上に金の大釜があって、
その中身は煮えたぎった王水で、私はその釜に投げ込まれそうになっていた
王水なんて黄金ですら溶かしてしまうのだ
ああ、溶かされてしまう、何でこんな目に遭うのか
目が覚める、吐き気がする、王水に溶かされる前に目が覚めたのだけが幸い

私は1度起き上がって、しんどいのでこのまま寝ますと皆に伝えて翌朝まで眠り続けた
わけの分からない夢を沢山見たが記憶には残らなかった

翌朝ノームに案内されて蛇の祭壇を見に行った
女神のお腹に生える大樹に虹色の蛇が住んでいる
この伝説はどうなのだろう?

樹に穿たれた階段を登っていくと枝葉の生い茂るところへ入っていき、大樹の幹の天辺に祭壇があった
色とりどりの蝋燭、お供え物、女神の彫像、黄金に7色のクリスタルがはめ込まれた蛇の像があった
蛇は大地の女神の化身と考えられているようだった

蛇って生きているわけじゃないんだ、七色の知恵を持っているって聞いてたのに・・・
私は呟いた
この世界から出る方法とか、自分の向かうべき先を尋ねようと思っていたが無理そうだ