Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

虚しさ

私がやっていることは治療?何の治療?
分析の中で起きる人間関係なんて治療的と云うより極めて不自然なものだ
親子関係の転移があったところで、ふとした瞬間に素に戻ると現実離れした話であることに絶望し
すると激しい虚しさが襲ってくる
もう余りの絶望感にそのまま首を括りたくなるほど
どれだけ肯定的な母親を求めても、現実の母親ではないし、傷も消えはしない

こんな虚構に振り回されるのが治療なんだろうか
何もかもかなぐり捨てて消えてしまいたい
分析に酔っている間はいい、陶酔から覚めたとき死にたくなる
まるで麻薬切れじゃないか

師匠は私が祭壇作りに彼女のオブジェを使ったらとても喜んでいた
ヴィレンドルフも編みぐるみも乳房が特徴的なものだった
大きな蜘蛛も乳房を持ち、望むものを与えてくれた
でも、全てイメージの中の話
空想と虚構の世界
空しい虚しい世界
現実世界で物質的に何か変わったか?

他覚的変化
酷く痩せた
偏頭痛が出なくなった
自覚的変化
無意識の蓋が緩くなったから、繋がっている人のことは結構分かる
特に師匠が起きるときと眠るときはよく分かる、ストーカー並み
平日は彼女が規則正しいのもよく分かる
彼女がメールの内容に動揺したときは眩暈と吐き気まで引き起こすほど何かが動いてくる
いっそのこと無意識で飲み込んで殺してくれたらいいのに
私はどこか心の奥で私を消してくれる人を探している
自分でも恐ろしい

一つ一つの傷の痛みは曖昧になってきたけれど、漠然と絶望の底に沈むことが度々起こる