Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

悪夢

料金にうるさい隠者の元を立ち去り、私とクマたちはもと来た方へ引き返した。
しばらく歩いているとバオバブドームが見えた。
それから少し行くとひときわ背の高い細長いバオバブの木が三本あり、
その木のてっぺんを支点に新しい蜘蛛の巣が作られてあった。
巣の真ん中で蜘蛛は眠っていた。
余程疲れたのだろうか、漫画のようにシャボン玉のような泡を飛ばしながら眠っていた。
下から呼び叫んで起こしてしまうのはよくないと考え、私とクマたちはバオバブドームのプラネタリウムの中に行った。
星空と天井から吊された魅力的なメディスンホイールがあった。
私はその下でクマたちと昼寝をすることにした。
夢を見たが悪夢だった。
だまされて薄汚い情けないファルスを持つ男に奉仕する夢だった。
ひどく寝汗をかいて目が覚めた。
とてつもなく気分が悪かった。
酷い夢を見たんよ。私はクマたちに言った。吐き気がした。
酷い汗だよ。チャーリーが言う。
大丈夫?小熊くんが言う。
ねえ、蜘蛛さんのところへ戻った方がいいよ。キムくんが言った。
そうだね、戻ろうか。