Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

太陽の水盤

蔓の上で休んでいるとき、あるイメージを見た
祭壇のようなところに甕が置いてあり、水が張られている、祭壇では火が焚かれている
水盤だ、水鏡にして何かを見るのだろう
これは何処だろう
ベアに頼むとサンフェイスを呼んでくれた
サンフェイスに尋ねるとoblivionに行くよりずっと良い、
その水盤があるところに連れて行ってくれるという
私と師匠はベアの背中に乗るように言われた
ずっと繋いでいた手を離そうとしたらお互い指が強ばって中々外せなかった
ベアの背中に乗ると目を瞑るように言われた
目を閉じると蔓から離れてどんどん空を駆け下りていく感じがあった


もう目を開けて良いと言われると神殿の一室のようなところにいた
祭壇の大皿に香木が炊かれて部屋を照らしている
隙間風に炎が揺らいでいる
その手前には水盤のような甕がある
石をくり抜いて作ったもののようだ
壁面を見る、レリーフが隙間無く刻まれている
それはマヤ文字のような得体の知れなさはなく、ホピやナバホのモチーフが沢山刻まれていた
不安感をかき立てるような場所ではなかった
動物たち鳥たち、作物、雨雲、水の流れ、虹のカチナ、星を吹く人、儀式のような風景、伝統模様
サンフェイスが言った
「ここは太陽の水盤の部屋です、この部屋には外から入ることは出来ません、出たいときにはベアに頼んで私を呼びなさい、神殿の外にお連れしましょう、太陽の水盤で見たものがあなたの糧になるように・・・それから、水盤の水には触れてはいけません」
サンフェイスはまた消えた
確かに隙間風は石の隙間から流れているものの出入り口がない
水盤は湧き水なのだろうか
祭壇の大皿の香木も火が絶えることはなさそうだった
よく考えると不思議な場所だ

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