Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

アテュ22

錬金術の大いなる技は、愚者の旅として表現され、アテュ0に始まってアテュ21の宇宙で完成する、とされる。

箱庭の先を進めることができない、ガマのベルが何をするか分からないから、アテュ22という寓意画にした。

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愚者は大アルカナに沿って大いなる技の旅を達人の域まで高める旅に出る。

そしてアテュ21の宇宙によって、新しいアイオーンの誕生を実現する。

愚者の旅の最後に待つものは何か?

今や大いなる達人となった魔術師は、完全なる許しと救済と再生のために、次なるアイオーンの誕生のために、アンクの中に戻る。

大いなる達人は錬金術によって両性具有となり、そしてまた両性具有の子宮に戻る。

長い眠りと癒しが許される。賢者の石は幻でしかなく、愚者は今身をもってそれを知り、愚者の卵は砂の島の中心に塔のようにそびえる紅きシャーマンの水晶に封じられる。それには翼があって、長い休息の後の再生の萌芽を見せている。水晶はアンクと対照的に男根的な印象でありながら、純粋に女性的なものだ。水晶の赤は滋養する血である。

水晶は竜とホルスのハヤブサと雁と騎士に守護され、アンクはオアシスの水に中に漂う。それは羊水である。

また、水と陸をつなぐ巨大なガマガエルは、来るべき目覚めの時のために大きなベルを鳴らす用意がある。

それはホルスの次のアイオーンの始まりを告げるものだ。

アテュ22は完全なる癒し・完全なる再生・救済・インキュベーション・守護であり、やり遂げたものに許される優しき死をも意味する。

元素は地と水に照応する。

アテュ22の治癒にはもはやアスクレピオスの蛇は不要である。このアテュはすべてのカードの中で最も女性的なカードである。

これによってアテュは23枚となり、23ヶ月間の子宮での眠りの夢にも合致した。