Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

宣誓の儀式の寓話2

そして神殿の中へ入っていくと驚いた

賢人会の人達が石版の周りに何人も集まっている

ホルスと私はそこへ行った

するとその中に量子物理学者がいて私に言った

 

君、この石板のデータを読もうとしたらしいね

それから、君、魔方陣を求めてこのあたりを往来していると聞いたが

はい、その通りです

 

君はそのミニチュアの宇宙卵を使おうとしたようだが、

イデアはともかく、このデータは量子暗号になっていて読めないよ

ここのデータは必要性があるときに開示される仕組みだ

はい、その、ハッキングしようとして申し訳ありませんでした・・・

我々でもデータを勝手に読み出すことはできないのだよ

 

すると別の賢人が言った、ルネッサンス時代の魔術師だろうか

それから、君が魔術をやるのは許可するが、公共に益を為すことを約束したまえ

そのことを石板の前で誓いなさい

 

分かりました、誓いを立てます

私はホルスの方を見た

彼も一緒に宣誓してくれるようだ

 

それでホルスに貰った卵を持って、ホルスと並んで石板の前に立った

ホルスと二人でここへ来たのは初めてだ

いや、あのクラッキング失敗で感電したとき助けに来てくれたのだった

 

私は、自らの意識と自らの無意識の世界を変革することによって

世界を良い方向へ変えたいと考えています

薔薇十字運動など、17世紀の知識人と同じ、

個人個人が自分の内面を変革して理想の社会へ近づけていくユートピア思想を持つものです

そしてその魔術を実践するにあたり、公共の益を為すよう約束いたします

 

そう言って賢人達の方を見た

よろしい、それから賢人会議の聴講生としても許可を与えよう

また別の賢人が私に言った