Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

大いなる技の寓話3

私とホルスは銅フラスコのディオニソスを飲み干した

酔い潰れていると東方の3賢人がやって来たので

私達の血を抜いてフラスコに入れてくれるよう頼む

彼等は我々の血にディオニソスがいる間にと

慌てて殆どの血を抜き取ってしまった

彼等は気を失った我々を錬金術師の庭の藁山に横たえた

彼らは我々の傷口にエジプトとアラビアの秘薬を塗った

そしてオプスの続きを行った

血のフラスコに銅片を投じ、乳香没薬甘松香を入れ湯煎にかけた

フラスコの中身は中々緑化しない

そこで3賢人はホルスの瞳を取ってしまった

ラピスラズリペリドットで出来ているからである

彼らはそれをフラスコに投じて過熱する

するとフラスコは鮮やかな緑になる

 

秘薬のせいで私とホルスは気を取り戻すが、私はホルスの眼がないことに気がつき驚き、怒り、悲しみに暮れる

これならいっそ私とホルスを殺してくれと懇願する

そこで彼らは私達を殺し火葬した

その灰を取って緑のフラスコに入れ琥珀亜麻仁油を大量に入れて過熱した

琥珀は溶け、亜麻仁油は黄色の液体となった

さらに過熱するとコーパルリノキシンになった

そこで彼らはこの黄色い樹脂で私とホルスの形を作り蒸気で蒸したのち冷却した

樹脂は溶けて落ち容器に溜まり、蒸し器に残った灰で作られた我々の塑像をアルコールで洗うと我々は生き返った

また、ホルスの瞳も復活した

なんと喜ばしいことか!

我々は3賢人に交替してオプスを続ける

さあ、赤化はどうすれば良いのだろうか

エーテルを完成させて4元素の結合を図らねばならぬ