Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

はじめに

■私にとっての魔術とは何か?

ヘルメス哲学、グノーシス主義錬金術アニミズム、太陽信仰、あらゆる存在の哲学、自然のシンボル、シャーマニズム、世界の神話を学び

これを通じて自分の志を明らかにし、これを実践するための生き方である

 

自らの意識の深いところへ潜り、自然の原理を明らかにし、それを以て個人の意志するところを成し遂げるための方法論である

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●その力を私利私欲に使うべからず

●本当に必要なときに必要な力を隠者のごとく発揮するべきである

●自然と他者への敬意を常に忘れてはならない

●たとえ敵に力を使うときにも、およそ賢者らしからぬ怒りや直感で直情的に動いてはならない、敵に憐れみと哀しみを以て始めてその力は発揮される

●自己と他者・全ての自然とが繋がる場所を自由に泳ぐ者は、その大いなる技を果たさん

 

■儀式や形式は必要か?

方陣を用いる場合、常に自らの思索の過程によって生み出すべし

他人の作った魔方陣の拝借では力は宿らない

形式的な儀式も必要ない

必要なのは意思と魂と精神力と心の避雷針としての賢者の杖(自ら木と石とを選定して制作したもの)である

祭壇は自らの思考のプロセスが端的に表現されるシンボルで作るべし

簡単な日拝を行うべし

魔術行為について公言することは厳に慎むべし

形而下に於いても自律した生活基盤を持つことが必須である

 

■無意識を自在に泳ぐために

形而上と形而下の自己を結合することである

自己が形而上と形而下で強く結びつくためには

物作り、芸術的表現、身体表現、思索などによって表現行為を行う中に、また自然の中で自己と自然の関係を探る行為に

その清透なる禅の心を見つけるべし

 

この過程に於いて、先人達と同様に、心の内の対立物の結合と自我の死と再生のプロセスを繰り返し、宇宙を動かす基本原理を知り、自らの意識の底にあるエーテルの海を自由に泳ぎ回る力を得るのだ

肉体が置かれた形而下での表現行為こそが真理へ至る近道である

 

何故なら自然界における人間の存在理由は形而上の複雑な事物を形而下に落とし込む機関、形而下の事物を認識して形而上へと記述する機関として機能しているからである

自然界より人類に付与された機能を十分に発揮することこそが全ての意識へと繋がるエーテルの海への必要条件である

 

思索や閃きは言葉や絵や造形物や音楽として3次元の世界に表現せよ

言論、文学、芸術、学術として自然を記述せよ

芸術家の恍惚、神懸かった技術、それらの由来するものを考察せよ

自らの表現行為に禅なるものを見出せ

また自分の魔術のシンボルを生み出し、これらによって自分の祭壇を制作せよ