Golden_Falcon’s Magia

現代魔術の実践の試み

柴胡加竜骨牡蛎湯

今まで散々他人から評価を聞かされつつ

ただの1度も飲んだことがなかった薬である

試しに飲んでみたら結構鎮静効果あって面白いことになってきた

黄連温胆湯は飲み過ぎたらかえって幻覚出るらしいけれども、ちょっと興味をそそられてしまう

 

仔猫の死

5月に生まれた仔猫の1匹が浴槽に落ちる不慮の事故で亡くなった

折れ耳の黒猫だった

彼女は私の夢にも出てきた重要な猫のモデルだった

色々なことは一気に重なって起きるものなのか

呆然とするしかない

昨日見た壊滅的なビジョンを思い出す

事故の瞬間まで自分が死ぬなんて思っていなかっただろうし

苦しかっただろう

引っ越し作業のドタバタで家人が風呂の蓋を閉めていなかったようで

発見されたときは死後硬直が出ていた

しばらく亡骸を抱えて動けなかったが、新居の庭に埋葬した

どうか天国で幸せに

 

※今朝、水が毒に変わる幻覚を見たのを思い出した

その意味が分からなかったが、

水に命を取られるという知らせだったのかも知れない

 

魂の溶解

暗闇や虚無に魂が溶解するという空想は

私にとってひどく魅力的で恍惚感がある

もうずいぶんの間空想の世界を彷徨って

辿り着いたのは虚空への溶解である

魂を消していくプロセス

老子ニーチェと気が合いそうだ

Media vita in morte sumus.

Media vita in morte sumus.
Quem quaerimus adjutorem.

人生半ばにして死の最中にあり

誰を救世主として求めようか

グレゴリオ聖歌

 

Corporis et animi mors atque resurrectio.

肉体と心の死と復活
Iam vero sicut animi quaedam mors est, vitae prioris morumque relictio, quae fit paenitendo, sic etiam corporis mors est animationis pristinae resolutio.
心の死は、以前の生の、または以前のやり方の放棄である。
それは後悔とともに起こる。
体の死は元の生の放棄である。

 

Qui non ad vitam sed ad supplicia renascantur.

生を受けるためでなく死刑を受けるために復活する人々

Cuius autem animus non moritur huic saeculo neque incipit configurari veritati, in graviorem mortem morte corporis trahitur; neque ad commutationem caelestis habitudinis, sed ad luenda supplicia revivescit.
彼の心はこの人生に対して死なないし、

真理へと形成されはじめもせず、
より重い死へと肉体の死によって引かれていく。
その後、天の容貌への変化のためにでなく、

死刑を受けるために復活する。


アウグスティヌス

Ab tenebrae ad nihilum

あらゆる感情の受容

苦難の受容

罪の受容

罪人への赦し

二度と目覚めぬ眠りへ

至福の暗闇

幸福の中の幸福

真の救済とはその先にあるもの

Ab tenebrae ad nihilum.

暗闇より虚無へと

Interitum est remedium.

消滅は救済である

Ego desideres extinctio.

 

 

宮澤賢治 考

子供が読めばファンタジックな童話

大人が読めばひとりの人間の魂の叫び

独特な世界観

彼は東京時代、ゴーシュのセロを習いながら創造の病に落ちた

寝る間を惜しんで童話を書いた

次に書いて欲しい文字、次に書いて欲しい言葉が出てきて彼にお辞儀をした

賢治が見た幻灯そのものが童話になる

受難、犠牲、献身、供儀、死、復活、赦し、救済、癒し、悲しみ、原罪、祈り、苦悩

全てのモチーフは彼の見た幻灯と彼自身の感情的経験として書かれている

これは彼自身の個性化の道のりじゃないのか

同じ感情的経験があると、そのモチーフを描いた作品が放つ情動性は強烈である、苦しみを再体験してしまう

彼は子供の頃から石っこ賢さん、石の魅力に取り憑かれていた

石の持つ魔力、無意識に潜ると石に不思議が力があるのが分かる

これも体験した者にだけ分かる不思議なもの、我々の科学では説明のつかないもの